メジロ

メジロ

鳴き声を聞いてみる

漢字表記
目白
英語名
white-eye
学名
Zosterops japonicus
分類
スズメ目メジロ科メジロ属
大きさ(全長)
12cm
分布
日本全域
生息環境
広葉樹林、住宅地
渡り
留鳥
食性
昆虫類、クモ類、果実、花の蜜
身体の特徴
目のまわりに白い縁取りがあり、頭から背中にかけて渋い黄緑色。のど元は黄色く、腹は白い。
習性・特徴など
メジロは市街地でもよく見かける身近な野鳥です。
甘党で花の蜜が大好きなので、梅や桜が開花する時期には細いクチバシで花の蜜を吸う姿が見られます。
繁殖期はつがいで行動することが多く、木の枝の見つかりにくい場所に巣を作ります。
オスとメスの外観はほとんど同じですが、さえずるのはオスだけです。
普段は小さな群で行動し、木の枝に群が押し合って止まる様子から、次から次に混み合うことを「メジロ押し」というようになりました。
梅や桜の花のそばにいることからよくウグイスと間違えられます。また、ウグイス色(緑かかった灰褐色)をメジロの黄緑色(抹茶色)と勘違いされることも多いようです。
メジロは鳴き声も美しく、飼育して競い合わせる「鳴き合わせ」という遊びがありました。
飼っていた人も多く、愛玩目的の特別捕獲許可制度でメジロだけは2011年まで捕獲することが認められていました。
今では捕獲禁止となり、他の野鳥と同じように保護の対象となっています。